気づいたら、頭の中が「〜しなければならない」って言葉でいっぱいやった。
そうせなアカン。ちゃんとせなアカン。
発達特性があるからこそ、失敗できへん、迷惑かけたらアカン――
そんなmust(絶対)の思考に、自分で自分を縛りつけてた。
そしてその思考は、いつのまにか「子育て」にも入り込んできてた。
- 僕の頭の中は、ずっとmustだらけ
- must思考が、心と体をしんどくする
- だから、言葉を変えた。「must」から「should」へ
- その思考、子どもにも“うつる”んよな
- 子どもには自由をあげたいはずやのに
- 子育ても「should」でええと思う
- まとめ:自分にも、子どもにも、余白を。
- 🌱 あなたは“must”に縛られてませんか?
- 💌 あなたの“must体験”、ぜひ教えてください
僕の頭の中は、ずっとmustだらけ
・人に迷惑かけたらアカン
・時間は守らなアカン
・ちゃんとしてなアカン
・完璧にこなさなアカン
こんな言葉が、いつも頭の中をグルグル回ってる。
誰かに言われたわけやないのに、気づいたら勝手に“脳内ルール”が作動してしまう。
そのルールを守れなかった日は、自分に価値がないようにすら感じてた。
must思考が、心と体をしんどくする
その義務感って、結局は自分で作った「重し」なんやけど、外そうと思っても外せへん。
しんどくても無理してやってしまう。
できなかったら、「なんでできひんねん」って自分を責める。
ほめられても「もっと頑張らなあかん」って返してしまう。
それってほんまは、“努力”やなくて“自分いじめ”やったんやと思う。
だから、言葉を変えた。「must」から「should」へ
ある日ふと思った。
「このままやと、自分で自分を壊してまう」って。
それからは、できるだけ「〜しなければならない」→「〜したほうがええな」に変換するようにしてる。
mustからshouldへ。
たったそれだけやけど、心の中に少しずつ余白ができてきた。
「今日は無理でも、また今度やればええ」
「ちょっとだけやれた自分、よう頑張った」
そうやって、自分にやさしい言葉をかけられるようになった。
その思考、子どもにも“うつる”んよな
ここがいちばん大事なところ。
この「must思考」、実は自分だけの問題やなかったんよ。
知らん間に、うちの子にも押しつけてしまってた。
「ちゃんと座っとき」
「静かにしなさい」
「人に迷惑かけたらアカンやろ」
「もっと頑張らなあかん!」
その言葉の奥には、僕のmustが詰まってた。
僕が自分を縛ってた鎖を、そのまま息子にも巻いてしまってたんやと思う。
子どもには自由をあげたいはずやのに
ほんまは、「自由にのびのび育てたい」って思ってる。
発達特性があるからこそ、枠にハメすぎず、好きなことを大事にしてあげたい。
…そう思ってたはずやのに。
must脳で育った僕は、無意識のうちに「正しさ」を押しつけてた。
「周りに迷惑かけたら恥ずかしい」
「ちゃんとせなみんなが困るやろ」
「世の中そんなに甘くないで」
――全部、自分の中に巣くってたmustの声やった。
子育ても「should」でええと思う
それに気づいてからは、息子にもできるだけ“should”の言葉で伝えるようにしてる。
「静かにしなさい」やなくて、
「今はみんなの話を聞く時間やから、静かにしたほうがよさそうやで」とか。
「失敗したらアカン」やなくて、
「失敗してもええねん。大事なんはそのあとやで」って。
ルールを教えることと、自由を奪うことは違うって、ようやく少しずつわかってきた。
まとめ:自分にも、子どもにも、余白を。
mustで縛る生き方は、きっと楽にはなれへん。
でも、shouldで寄り添う生き方なら、少しずつ楽になっていけると思う。
完璧な親にはなれへんけど、一緒に育つ親にはなりたい。
自分を許すことは、子どもにも優しくなる第一歩やと思ってる。
今日も、ちょっとずつ「must」を手放して、
「ほんまはどうしたいんか」を大事にしながら生きていきます。
🌱 あなたは“must”に縛られてませんか?
ここまで読んでくれてありがとうございます。
今、僕は少しずつ「must」を手放して、「should」で生きる練習をしてます。
でもこれは、きっと僕だけの話やないと思ってます。
あなたの頭の中にも、「〜しなければならない」が渦巻いてませんか?
それが知らん間に、自分自身や誰かをしんどくしてること、あるかもしれません。
💌 あなたの“must体験”、ぜひ教えてください
・気づけば、自分を追い込んでた言葉
・親として、子どもに押しつけてしまった後悔
・「こう考えたらラクになった」っていう小さなヒント
何でもええです。
同じようなことで悩んだことがある方、ぜひコメントで教えてください。
ひとりじゃないってわかるだけで、心が少し軽くなることもあるから。
僕は、これからも「must脳」とゆるやかに付き合いながら、
子どもと一緒に、発達し続ける日々を綴っていきます。
👣次の記事:白黒思考からの脱却?それがまた難しいんですわ。