
家族で実家に帰った日の夜。
後部座席では子どもたちが夢の中。
その静けさを切り裂くように、妻がボソッとつぶやいた。
「前から思ってたんやけどさ、実家におるときのぴーちゃん……気持ち悪い」
は?なにそれ?こわ……
なにか俺、またやらかした?
🟩 外では“いい子”に見せるASD特性
いや、たしかにテンション上がってたよ?
姪っ子、甥っ子に「おっちゃんあそぼー!」って言われたら、そらテンション爆上げで遊ぶよ?
両親、兄貴にも久々やし、話も弾むってもんよ。
実家やし気も張るよ。うん、張る。
でもまさか、“気持ち悪い”って言われるとは。
どうかオイラに甘いセリフをちょうだい。マイハニー
👩 妻「なんか、全力で“ええ子”演じてる感じがするねん」
👨🦱 僕「えっ?ありのまんまの俺やで?カンペキな自然体やで?」
👩 妻「嘘つけ。家ではそんな陽気ちゃうやん」
ぐぅの音も出ませんでした。はい。
さすがマイハニー。よく見てくださっとる。
うちでは、基本“静”の人。
息子と妻が楽しそうに話してる横で、
ボソッとおやじギャグを吐いて、娘にいじられる──そんなポジション。
でも実家では、“誰よりも陽気な僕”が出てくる。
それが妻には「気持ち悪い」らしい。
👩 妻「なんでそんなに親に気ぃ使うん?」
👨🦱 僕「ネガティブなこと言ったらまためんどいことなるやん」
👩 妻「え、親って何でも話せて相談できる相手ちゃうの?」
👨🦱 僕「え、それ無理ゲーやけど」
👩 妻「……そうなんや」
このとき改めて思った。
うちの妻の家族関係って、ほんまにええのよ。
義両親は僕にめちゃくちゃ良くしてくれる。
義実家に行ったら空気が軽い。
家族間に変な緊張感がない。
友だちのような感じでみんな接してる。
「そのままの自分でええんやで」って空気が流れてる。
いやー憧れたね。
僕も本当は、
そういう親子関係を築きたかった。
だから子どもたちには、そう思ってもらえる父親でありたい。
でも、
「親に気を使うのが普通」って環境で育った僕には、
それがなかなか難しい。
よって僕は、
無意識に「ええ子」モードを演じてしまう。
そこで僕は決めた。
自分の子どもたちにはこんな風にはさせへんで!!
🟦 まとめ
“演じてる”つもりはなくても、
知らず知らずのうちに鎧を着てることってある。
親との関係性。
昔からの役割。
空気の読みすぎ。
「家族やからこそ言えない」って気持ち。
全部、ちょっとずつ背負ってしまう。
でも、
「そのままの自分でええやん」って言ってくれる存在が近くにおるだけで、
ちょっとだけラクになれることもある。
🌱 家族って難しい。
せやけど、だからこそ──
“これからのぴーなっつ家”は自分たちで作っていくんや。
👣 おまけの一言
この記事、誰かの心にちょっとでも引っかかるとええな。
「家族ってなんやろ」って考えたくなるきっかけになれば嬉しいわ。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
皆さんの求めていらっしゃる家族像、
または家族間での悩み事など、
あれば是非教えて欲しいです!もちろん私に何かできる力などありませんのでその辺はご容赦ください😁
ほな今日もラク~に生きましょう!
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