働くASDパパ、親子で“発達”してます

職場で浮き、家庭で揺れて。それでも僕は、親であり続けたい。

「登場人物の気持ちを答えなさい」で減点される国語、なんで俺が代弁せなあかんねん問題

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みなさん!

小学生の頃の国語のテストで、こんな設問がよくありましたよね。

「この時の登場人物の気持ちを答えなさい。」

いやいや、知らんがな。

……って言いたいのをグッとこらえて、僕なりに真剣に考えた結果がこれ。

「私は登場人物ではないので、わかりません」

真面目に答えたんやけど、返ってきたのは先生の怒号と親のため息、クラスメートの失笑。

なんでやねん。ふざけてへんわ!本気や!

1. あのとき僕は本気だった

ほんまにな、ちょけて書いたわけちゃうんよ。

「俺、登場人物ちゃうしなあ……気持ちなんてわからんやん?」って。
「こん時のこいつ、〇〇が嫌いって言うてるけど、世の中には愛してるからこそ嫌いって言う、謎めいた場面があるらしいしなー」
「うん。やっぱり他人の気持ちなんてわかりっこねえわ。」

て、めっちゃ真剣に考えて導き出した答えが、あれやったんよ。

でも返ってきたのは、「ふざけるな!」の一喝。

なにそれ? むしろそっちが心読めてへんやん!?
おぬし、もしや自己矛盾系男子かの?

2. 書かれてないことに“正解”があるという理不尽

「登場人物の気持ちを答えなさい」って、なんでやねん。

書いてへんやん。その気持ち、どこに書いてあるん?
行間? 空気? いや、それ見えへんねん。
俺の脳、X線ちゃうんやから。

ASDの脳みそって、「見えてるもん」には強いけど、
「感じ取って!」っていうフワッとした指示にはめっぽう弱いんよ。そんなん無理ゲーやん?

3. 「察する」より「構造」で答えたい

でもな、「なぜ登場人物はこうしたのか、
書かれている内容から推測しなさい」って問題やったら、いける。

そこに論理があるやろ? 構造があるやろ?
書かれてることから導くんやったら、得意分野やで。

僕、行間は読めへんけど構文は読めるから!

4. 「空気読み」前提の教育が、僕らを傷つけてる

空気読みって、あれやろ? 言葉にせんでも感じ取れってやつやろ?

いやいや、こっちは天気も読めんのに、空気なんか読めるかい!

で、感じ取れへんかったら「間違い」って、どんなクソゲーやねん。

ASD傾向のある子どもってな、「できへんこと」を無理にやらされると、自信ボッキボキに折られるんよ。

いや、これに関してはASD関係なくほとんどの子どもがそうかも。

それって、ほんまに教育なんかな?

5. そろそろ問いの形を見直してほしい

国語力って「察し力」だけちゃうやろ?

「論理力」「構造理解力」「文章解釈力」も、めっちゃ大事やん。

「感じて〜」より「考えて〜」で評価してくれたら、俺らかて活躍できるんやで?

そろそろ、「わかるやろ?」っていうザックリ国語から、「こう考えたらどうや?」っていう納得国語にシフトしませんか?

ほんで先生、もう「ふざけるな!」って怒らんといてな。
僕、あのとき……むっちゃマジやってんから!

 

最後にちょびっとだけ、まじめなまとめ。

「登場人物の気持ちを答えなさい」っていう問いは、
ふつうの子にはなんてことないかもしれん。

けど、僕みたいな“察するのが苦手な脳みそ”からしたら、
あれはもう毎回ボス戦。毎回辟易しとる。

だから、ちょっとだけでええから、問いの形とか、
評価のしかたとかを見直してくれる人が増えたらええなって思って、この記事を書きました。

ここまで読んでくれたあなた、
めちゃええやつやと思います!僕が保証します!ほんまおおきに。

また気が向いたら、読みに来てやってくれるとめちゃ嬉しやす🌰

あと、ここまで読んでくれたあなたと、この問題についてここのコメント欄で語らえたらもっと嬉しいっす!

もちろん、賛否問わず何でもOKやで!

んで、あなたの“忘れられない国語テストエピソード”も、
ぜひ聞かせてやってくだはい。