「この人、めっちゃできそう…!」
初めてOさんを見たとき、僕はそう思った。
白髪まじりの髪、整った白衣、落ち着いた物腰。
ベテラン感バリバリで、まるで“理系の仙人”みたいな存在感。
でも――
見た目に騙されたらアカンかった。

- 🧪Oさんスペック(ぴーなっつ評価ver.)
- 🧨出た、昭和迷言その①
- 💥ぴーなっつの心の声
- 📱ちなみに、Oさんの中身はこんな感じ
- 🤐それでも僕が言い返さなかった理由
- 🧠迷言がもたらす“見えない距離”
- 🧼“白衣の似合うベテラン”と、“老害OS”の差は、ほんの一言
- 📌まとめ:迷言は、“伝わらない言葉”の最たるもの
- 🙌読んでくれておおきに!次回はもっと強烈かもしれん。
- 🎬次回予告
🧪Oさんスペック(ぴーなっつ評価ver.)
🧨出た、昭和迷言その①
ある日、入社間もない僕に、Oさんが話しかけてきた。
🧓「最近の若者はええな〜」
👨🔬「何がですか?」
🧓「僕が君ぐらいの時は、PCもメールも無かったで。なんでも手書きやった」
👨🔬「……はあ(今はPCもメールも業務効率UPのための道具やけど…)」
🧓「僕が新卒の頃なんて、休みなんて無かったで。今は週休2日やもんな」
👨🔬「……よくなりましたね(※今のお前も週休2日享受してるけどな?)」
さらに、別日にも。
🧓「昔なんて10連勤当たり前やったわ」
👨🔬「すごいっすね…(※僕、28連勤したことあるけど?しかも残業代ゼロで)」
🧓「ほんま、今の若者は甘やかされすぎや」
👨🔬「…(決めつけやっばいな。逆に尊敬の域)」
💥ぴーなっつの心の声
Oさん、聞こえてますか?
その発言、若者の“ドン引きスイッチ”でっせ?
そっちが苦労してたのは事実かもしれんけど、
こっちもそれなりに地獄見てきとるよ。
📱ちなみに、Oさんの中身はこんな感じ
僕から見たOさんは、完全にAndroid Gingerbread(Ver.2.3)。
※ちなみに、2025年現在の最新OSは「Baklava(Ver.16)」。
言うたら、
竹槍で、ドローン攻撃に対抗する感じ。
そら、ムリゲーすぎるて。
🤐それでも僕が言い返さなかった理由
昔の僕なら即ツッコミ入れてたと思う。
「今の方がややこしいですよ」
「若手も色々抱えてますよ」
「てか28連勤してたんですけど」って。
でも今回はスルーした。
実は、僕が入社したときに社長からこう言われてた。
「Oさんはあと3年で定年です。
その間に業務を引き継ぎ、ぴーなっつさんにこの部署の責任者になってもらう予定です。」
つまり、
僕は“後任”として採用された人間。
だからOさんの迷言は、
ツッコミ対象やなくて“観察対象”に切り替えたんです。
🧠迷言がもたらす“見えない距離”
Oさんの言葉には、ひとつも“相手を理解しよう”って姿勢がなかった。
すべてが「俺の頃はこうだった」
相手の経験は聞かず、
価値観も更新されないまま。
その結果、
Oさんは若手から静かに、確実に、避けられていった。
🧼“白衣の似合うベテラン”と、“老害OS”の差は、ほんの一言
たとえば、
「今の若い子、ほんま大変やな〜」
「俺の頃より複雑やし、情報多いもんな〜」
「俺が今新卒やったら絶対無理やわ。ほんま若い子はすごいわ。」
って言えてたら、
Oさんはきっと、今とは違う関係性を築けてたと思う。
📌まとめ:迷言は、“伝わらない言葉”の最たるもの
Oさんの発言は、
昔の武勇伝のようでいて、実はただの“自己満マウント”。
若い子の心がスーッと離れるのは、
知識がないからでも、経験が浅いからでもなくて、
「この人、話を聞く気ないな」って、察した瞬間なんやと思う。
言葉って、
相手を近づける力もあれば、遠ざける力もある。
だからこそ、“迷言”には気をつけなアカン。
…そう肝に銘じて、今日も僕は白衣を着てます。
🙌読んでくれておおきに!次回はもっと強烈かもしれん。
Oさん、まだまだネタあります。
その場では言い返さなかったけど、僕の中ではしっかり記録されてます。
迷言コレクション②も、ぜひお楽しみに。
共感・笑い・反面教師――
どれでもええから、あなたの記憶にも残ればうれしいです。
ほなまた、次の迷言で会いましょ!🥜✨
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🎬次回予告
ちなみにOさん、次はこう言いました。
「新人はええな〜。教えてもらうだけやし、気楽やん」
…いやいやいや。
初対面祭りの気疲れ地獄と、
右も左もわからん状態で仕事覚えるあの感じ、忘れたんか?
次回は、
「新人=ラク」論に潜む落とし穴を、ぴーなっつ的にぶった斬ります。