働くASDパパ、親子で“発達”してます

職場で浮き、家庭で揺れて。それでも僕は、親であり続けたい。

ブルーロック潔世一考察|“清々しい主人公”の裏にあるエゴと合理性【発達視点で共感した理由】


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※潔推しの方へ:この記事には僕が潔世一に“自分を重ねている”個人的視点が含まれています。人によっては「主人公を自分と重ねるとかキモい」「私の潔世一とテメェを一緒にすんじゃねぇよ」「ぴーなっつってもしかして厨二病患者!?」と不快にさせてしまうかもしれません。

その時は………ほんますんません。

また、読むタイミングによっては若干のネタバレも含むため、閲覧注意でお願いします。


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まず、ブルーロックってなに?それうまいの?って方向けにちょい説明します。

『ブルーロック』は“日本にエゴイストのストライカーを作る”ことを目的にしたサッカー漫画です。

その主人公・潔世一(いさぎよいち)は、一見“仲間想いの清々しい少年”に見えますが、実際は勝つためなら恐怖も不安も使い倒す冷徹な合理主義者で、自分を道具のように扱う異質な存在なんですよね。

 


そんな潔世一の特徴を挙げると:

  • ゴールの匂いを嗅ぎ分ける直感的ポジショニング力

  • 勝つために恐怖・恥・プライドすら武器に変える合理性

  • 他人の武器を観察して盗み、自分の成長に変える学習力

  • 周囲の評価よりも“勝つこと”を最優先する冷徹さ

  • 本人は無自覚ながら“誰よりもエゴイスト”

 


こういう潔の“気持ち悪いけどカッコいい”部分が、僕には強烈に刺さったん。

「うわ、潔さんって僕ですやん…」

と鳥肌が立つ瞬間が何度もありました。

普段マンガの主人公に共感することはほとんどありませんでしたが、潔だけは別でした。

潔のすごさは、自分の弱さすら“道具”にできるところです。

「怖い」「恥ずかしい」「不安」という感情を隠すのではなく、

「それすら勝つために使う」という姿勢で生きています。

普通はなかなかできることではありませんが、僕も仕事の場面では“自分を道具化”する瞬間があります。


店長時代には、あえて“いじられキャラ”を演じて部下が本音を言いやすい空気を作ったり、

転職・転勤先では“ポンコツキャラ”で隙を見せ、相手から話しかけやすくしたりしました。

僕は超絶人見知りでな、能動的なコミュニケーションが苦手。というより不可。

なので、相手にわざと隙を見せてツッコミ待ちの状態を作る。すると勝手に相手からコミュニケーションを取ってくれる。※関西限定の技かもしらんので取扱注意。

ってな感じで目的達成のためであれば、自分のキャラ設定すら書き換えて使う。

潔も同じことを考えているのだろうなと、作品を読みながら感じていました。

ただ、世の中には“ナメてくる人”もいます。

調子に乗って踏み込んできて、失礼なことを平気で言う人。

でもそういう人は大抵、スライムをやっと一撃で倒せるようなったぐらいのレベルなので、レベル30の僕からしたら問題にならない存在です。なので軽くいなしちゃいます。

潔が試合中に「そこまでやるの?」と周囲を引かせながらもゴールを奪いにいく姿に、深く共感してしまうんですよね。

潔の姿勢を見ていると、

「そうそう、わかるわ」

と思う自分がいます。

少し怖くもありますが、誇らしい瞬間でもあります。

潔世一を見ていると、

「怖くても、恥ずかしくても、周りにどう思われてもいい。勝ちたいもののために“自分を使い切る”生き方をしてもいいんだ」

と思わせてくれます。


【おわりに|次回予告】

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

共感していただけた方は、次回の【ブルーロック考察:絵心甚八編】もぜひ楽しみにしていてください。

潔の“感情を武器に変える考え方”や、“自分のキャラを書き換えてでも勝ちにいく方法”についても、私自身の体験談を交えながらお話しする予定ですので、また読みに来ていただけると嬉しいです。


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